法人口座の審査で資本金の金額を確認する

なぜ資本金を確認するのか

個人口座とは違い、法人口座の開設には、必要書類の他にも様々な書類の提出が必要になります。金融機関は、マネーロンダリングや振り込め詐欺を防止するために、法人の口座の申請の際には必ず審査を行います。銀行の法人口座は、それだけ信頼度が高いということです。そのため審査が厳しく、法人口座の開設を断られる場合もあるので、申請には注意が必要です。審査の中に資本金の確認があり、もし条件が整わないと断られる原因になります。金融機関での法人口座の開設するためには、準備をしっかり行っておくことが必要です。開設は、都市銀行・地方銀行の他にもネット銀行でも可能です。都市銀行（メガバンク）よりネット銀行のほうが口座を開設しやすいです。

審査を通るためには資本金の設定は慎重に行いましょう

法人口座を開設する場合、金融機関は資本金を確認します。法人は資本金1円でも設立することができますが、金融機関はあまりにも資本金額が低いと口座開設を断る場合があります。資本金が多ければ、それだけ会社の信頼度の高さにも繋がり、資本金額が低ければ信頼性に欠けると判断されるので、会社設立時の資本金の設定は大事になります。開設に必要な最低資本金額を公開している金融機関もありますが、基本的に公開していないほうが多いでしょう。口座開設には「〇〇〇万円あれば絶対に大丈夫」という最低ラインはないといえます。法人口座を開設するためには、金融機関の審査に通るような、事業内容に応じた資本金を設定しておくことが必要です。